いまこの記事を読んでいるあなたを含め、転職活動時のメイクや服装で悩んでしまう女性は少なくありません。
なにより、中途採用時のメイクは新卒採用のメイクとは異なるんだとか…。
そこで今回は、某企業で採用担当として働いている先輩に話を聞いてきました。

気になることをあれこれ聞いてきたよ!*。
転職活動で面接に挑む前に、ぜひチェックしてみてくださいね!
メイク・服装は志望する業界に合わせよう

新卒採用の就活時を思い返すと、誰しも黒いリクルートスーツを着て、女性は前髪を目にかからないようにスプレーで固めたり…
いわゆる、量産型の就活生スタイルでしたよね。
それに対し中途採用の場合は新卒採用のときと異なり、志望業界にあわせたメイクや服装を心がける必要があります。
たとえばベンチャーや服飾、ITといった業界は私服での出社を許可していることが多く、その場合は清潔感だけ意識すれば、それほどガチガチの格好でなくても問題ありません。
一方で銀行をはじめとした金融業、大手メーカーなどはスーツスタイルが基本となるため、シンプルなインナーにジャケットを羽織るなど、ある程度服装に気を使う必要があります。
いずれにせよ、志望している業界について事前に企業HPなどで調べておくことはもちろん、転職エージェントを利用している場合には面接前にアドバイスをもらうとよいかもしれません。
面接時のNGメイクとは

面接において職歴やスキル・経験はもちろん大切ですが、身なりや化粧があなたの第一印象を大きく左右するといっても過言ではありません。

第一印象が悪くて落ちた…なんて事態だけは避けたい。
そこで今回、某企業で採用担当をしている先輩に「実際に面接時に遭遇した残念なメイク」を聞いてきました。
- ガッツリ囲み目アイライン
- あまりに不自然なデカ目カラコン
- 不自然なアイプチ・アイテープ
- 白浮きしているノーズシャドー
- 明らかに盛っているつけまつげ
- 派手な口紅
上記を見て「そんなの当たり前でしょ?」と思ったかもしれませんが、前の職場で大丈夫だったからと油断してしまう人が意外と多いのだそう。
また目元のメイクにおいて「つけまつげ」は不自然さが否めないため、目元が気になる場合はマツエクをつけたり、まつげカールをすることをおすすめします。
カールの度合いは、Jカール<Cカール<CCカール<SCカール<Dカールの順番で強くなります。
清楚で品のある仕上がりを希望する場合は「Jカール」、可愛らしい目元を希望する場合は「Cカール」あたりにしましょう
長さについては一般的に、7㍉〜13㍉程度と幅があります。日本人の睫毛の長さが平均6.8㍉であることから、7〜8㍉程度が自然。また、太さは「0.1mm」「0.12mm」あたりがナチュラルに仕上がります。
なお、マツエクの本数は、両目で80本〜100本ほどがおすすめ。もちろん、お店によっても違いがありますので、必ずお店の人と相談して下さいね。
なお、まつエクおよびまつげパーマを予約する際は、ホットペッパーを使うとポイントも貯まってお得です*。
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面接メイクのポイントを解説

さて、面接時のNGメイクについて理解したところで面接メイクのポイントをご紹介します。
面接メイク最大のポイントはずばり、 自然で健康的な見た目を目指す こと。
そのためのポイントを、一緒に見てきましょう*。
- ベースやファンデの厚塗りを避ける
- アイメイクはやりすぎないように注意する
- 眉毛は角度をつけすぎず、自然に描く
- 色の濃いリップやツヤ感の強いグロスは避ける
- チークは濃くなり過ぎないよう自然に入れる
ベースやファンデの厚塗りを避ける
ベースメイクですが、化粧下地をきちんと塗った上で自分の肌色に近いファンデーションをのせていきましょう。
パウダーファンデかリキッドファンデか悩むかもしれませんが、仕上がりの綺麗さからリキッドファンデーションをおすすめします。
また、リキッドファンデーションを塗る際にメイクブラシを利用することで厚塗り感が出ず、きれいに仕上がります。

メイクブラシはSIX PLUSのものがとっても優秀だよ♡
アイメイクはやりすぎに注意する
アイメイクですが、アイシャドウはできればナチュラルに見えるブラウン系のものを使い、アイライナーで目を囲ったり、目じりを跳ね上げて書くことは控えたほうが無難。

夏場はパウダータイプのアイシャドウだと崩れやすいので、ペンシルタイプを使うといいよ*。
そして先述したように、つけまつげは避けるようにしましょう。
眉毛は角度をつけすぎず、自然に描く
眉毛は必要以上に角度をつけすぎると相手に対してキツい印象を与えてしまうことから、平行型かアーチ型の少し太めの眉毛を目指しましょう。
また眉毛を書く際はまず、パウダータイプのアイシャドウで隙間を埋めた上で、髪色に合わせて眉毛マスカラを使用すると自然に見えるのでおすすめです。

アイブロウも眉マスカラも、KATEのものがプチプラでおすすめだよ*。
色の濃いリップやツヤ感の強いグロスは避ける
リップは自然に血色がよく見える、ピンクやオレンジ系がおすすめです。
もちろん、なにも塗らないのも血色が悪く見えてしまうのでNGですが、かといって色が濃すぎるものやツヤ感・ラメ感が強すぎるものは避けるようにしましょう。
チークは濃くなり過ぎないよう自然に入れる
チークに関しても、ナチュラルメイクを心掛けたいことから濃くつけることは避けましょう。
こちらもできればチークブラシを使って、頬骨に沿ってサッと入れることをおすすめします。
面接時に避けたほうがよい服装とは

面接時の服装もメイクと同じく、第一印象を左右するポイントのひとつ。
基本的に清楚な格好を心がけていれば問題となることはありませんが、以下のようなケースはNGですので注意して下さいね*。
- アクセサリーを過度につけすぎている
- 新卒時のリクルートスーツを着まわしている
- スカート丈が短すぎる
- 胸元が大きく開きすぎている
- ヒールが高すぎてそぐわない
基本的に中途採用では、リクルートスーツを着用しません。
そのため、新卒採用のときに使用したリクルートスーツは着回さないようにしましょう。
また、先輩によると採用担当者はなにげに足元をチェックしているんだそう。
ビジネスにおいてそぐわないような、高すぎるヒールやピンヒールは避けるようにしたほうが無難です。

ヒールの高さは3〜5㌢がおすすめだよ*。
普段ヒールを履きなれていなくて、つま先が痛くなってしまう方は以下のアイテムもチェックしてみてくださいね。
転職活動での面接にふさわしいスーツについて

女性が転職活動の面接に着ていきたいスーツの特徴を、表にまとめてみました。
項目 | 最適なもの |
色 | ネイビー、グレーなど |
柄 | 無地、薄めのストライプ |
ボタンの数 | 1〜3つ |
スカートの丈 | 立った時に膝が隠れる程度 |
色については新卒採用時のリクルートスーツのように真っ黒である必要はありませんが、紺やネイビーといった無難な色を選ぶようにしましょう。
またスカート丈については、ひざ下丈で立ったときに膝が見えない程度 (座ったときに膝が出るのが5センチ以内)の長さがベストです。
パンツスーツでも大丈夫なのか
結論から言えば、転職活動の面接時にパンツスーツを着用してもまったく問題ありません。
とはいえ、スカートスーツのほうが面接官に対して女性らしい印象を与えることから、事務職や受付といった女性ならではの職種を目指すときはスカートスーツのがよいでしょう。
逆に、キャリアアップを目的とした転職や、営業職を希望する場合にはスタイリッシュな印象を与えるパンツスーツで臨むとよいかもしれません。
スーツのインナーの選び方
男性であればワイシャツ一択といったところですが、女性の場合スーツのインナーも何を着ればいいのか迷ってしまいますよね。
こちらも、女性の場合にはシャツ、ブラウス、カットソーのいずれでも大丈夫です。

インナーの色は白をはじめ、薄いピンクや水色あたりがおすすめだよ
また、多少の装飾は問題ありませんが、大きく胸元が開いたものやフリルが派手についているものは避けてくださいね。
まとめ
今回は転職活動時の面接における女性のメイク・服装について、お伝えしました。
男性と異なり様々な服装がチョイスできることから、どうしても悩んでしまいますよね。
ですが、基本的には誰に見られても恥かしくないような身だしなみを心がけていれば大丈夫。
見た目で損をしてしまわないように、いまいちどよく確認してみましょう*。
中途採用面接がうまくいくように、応援しています。
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